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慢性的な症状に悩まされることも!性病を予防するための対処法とは?

性病の病原体には、光学顕微鏡で確認が単細胞の寄生虫から電子顕微鏡を使わないと見えないようなウイルスまでさまざまです。病原体ごとに症状に違いがありますが、中には完治させることができずに慢性化してしまう場合があるので注意が必要です。

細菌や寄生虫が原因で発症する性感染症であれば、抗菌薬を服用して完治させることができます。ウイルスに感染して起こる性感染症の中には慢性化するものがあり、一生病気と付き合っていかなければならなくなるケースもあります。例えば、HIV・尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)・性器ヘルペス(ヘルペスウイルス)に感染すると、治療をしても体内の病原体を死滅させることができません。このため、治療を受けて症状が収まったとしても再発する恐れがあります。HIVに感染するとエイズが発病して死に至る危険性があるので、毎日欠かさずに発病を抑える薬を飲み続けなければならなくなってしまいます。

性病の中には完治させることが難しい病気があるため、病原体に感染しないようにすることが最善の予防方法といえます。性病の病原体に感染しないようにするために、性交渉の際に粘膜・体液・血液の接触を防ぐ方法があります。男性がコンドームを着用することで、粘膜や体液を通して病原体に感染するのを予防することができます。口や直腸の粘膜を通して病原体に感染する危険性もあるので、避妊の必要がないオーラルセックスやアナルセックスの際もコンドームを正しく着用することが大切です。

別の方法として、ワクチン接種によりB型肝炎ウイルスや尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐことができます。B型肝炎ウイルスは感染力が非常に強く、性行為の際に男性がコンドームを着用しても感染する可能性があります。性器以外の場所に尖圭コンジローマのイボができた場合も、コンドームを使用しても予防することができません。B型肝炎や尖圭コンジローマを予防するために、ワクチン接種を併用する方法が有効です。

クラミジアや淋病の病原体は細菌なので、抗菌薬で治療をして完治させることができます。ただし、これらの病原体に感染して性器に炎症が起こるとHIVなどのウイルスに感染する危険性が高くなります。治療が困難な病気のウイルスに感染するのを防ぐためにも、性感染症を予防することは非常に大切です。クラミジアなどの性感染症を発症した際にすぐに治療をして完治させることも、他の性病の感染を防ぐのに有効な予防方法といえます。

コンドームやワクチン接種で多くの種類の性感染症を予防することができますが、病原体に感染している相手と性交渉で感染リスクを0%にすることはできません。例えばコンドームを正しく着用したとしても、梅毒に感染する危険性があります。性病を予防するためには、病原体に感染している可能性の高い相手との性交渉を避けることも大切です。