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性病が原因で起こるの?クラミジア肺炎の主な症状や感染経路とは

一般的に性病とは性器や泌尿器に症状が出る病気と思われがちですが、病原菌が他の場所に感染して炎症を起こすケースがあるので注意が必要です。性感染症を引き起こす病原菌は性器以外にも咽頭部(のど)や肺などに感染して増殖をすることがあり、呼吸器系の症状を発症する恐れがあります。

クラミジアの病原菌も喉(のど)や肺に感染する場合があり、扁桃炎や肺炎を引き起こします。クラミジア・トラコマチスが肺に侵入して増殖すると炎症を起こし、クラミジア肺炎を発症する場合があります。

クラミジア肺炎は新生児や乳児に多い病気で、重症化すると重大な合併症を発症する恐れがあるので注意が必要です。妊娠中の女性が性器クラミジアに感染した時に子宮頸管炎を発症しますが、このような場合に分娩時に胎児が子宮を通過して誕生する時に産道感染が起こります。新生児が病原体に感染すると、生後3ヶ月以内に呼吸器やその他の場所に症状が出ます。

新生児がクラミジアに感染した場合の症状ですが、咳・喘鳴・呼吸困難などの呼吸器系の症状が見られます。呼吸の頻度が頻繁になったり、息をする時にゼーゼーとかヒューヒューなどの音をたてる場合があります。咳をした際に痰が出たり、血痰を吐き出す場合も少なくありません。高熱が出ることがないため、発症しても気づかないケースもあります。肺炎を起こす前に、結膜炎や鼻炎などを起こすことが多いです。

性病の病原体のクラミジア・トラコマチスが原因で起こる肺炎にかかるのは乳幼児が多いですが、まれに体力が弱くなっている成人や高齢者が発病するケースがあります。オーラルセックスなどが原因で病原体が咽頭部の粘膜に感染すると、病原菌が呼吸器を通して肺に移動して肺炎を引き起こします。

この感染症の病原体は性器や泌尿器だけでなく呼吸器に感染して肺炎を起こす恐れがあるので、病気に気づいたらすぐに治療をして完治させることが大切です。妊娠中の女性が性器クラミジアに感染すると分娩時に新生児にうつしてしまう危険性があるので、特に注意が必要です。

成人であれば、性病とは別のクラミジアニューモニアと呼ばれる細菌に感染して肺炎を起こすケースが少なくありません。この細菌は患者が咳やくしゃみをした際に飛沫感染をすることで人から人に伝染する場合があり、高熱が出ることはありませんが長期間にわたり咳や鼻水が続きます。免疫力がある人であれば発症しても軽い症状で済みますが、体力が弱くなっている高齢者が発病すると重症化する恐れがあります。